yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

不動産営業のエッセンス(収入の精査⑦/⑦)

毎週行われる会議なんかは、最低で三つ

はあります。

 

・信託銀行の不動産課との会議

・自社の営業会議

・法律や税金他の勉強会

 

 

信託銀行の会議も報告から始まって、

人事や細かい連絡などがあり、時間も

かかり出席するだけでけっこう疲れて

しまいます。

だけど必須。

接客や物件案内をして会議に出れない

と、あとで目いっぱい怒られます。

どっちが大事なんだ?

 

 

しかし、問題は自社の会議です。

 

当然にメインは、営業数字。

つまり契約予定です。

 

一人ひとりに契約予定を聞くのは当たり

前ですが、ヒアリングされる内容が大変

なんです。

 

こうやって、数字を一人ひとりに聞いて

きます。

所長「今日やった契約の準備、営業電

  話、事務処理、物件調査、下見なん

  かじゃなくて、次の契約につながる

  行動を報告して」

営業A「マンションに「売り物件求む」の

  チラシを1000枚投函しました」

所長「そういう誰でもできることじゃな

  くて、君にしかできない、もっとハ

  イレベルな営業の仕掛けのことなん

  だよ。結果を出すための仕掛け」

営業A「・・・・・・・あのー」

所長「OK、分かった。次の質問」

 

所長「今日の契約予定は?」

営業A「ありません」

 

所長「今週の契約予定は?」

営業A「いま詰めています」

所長「契約の確率は?」

営業A「・・・70%ぐらいです」

所長「期待しているよ。毎日その進捗状

  況を報告して」

営業A「はい、頑張ります」

 

所長「それで、来週の契約予定は?」

営業A「まだ確定していません」

所長「仕掛けは誰に何をした?」

営業A「まだです」

所長「細かくは聞かないけど、仕掛けて

  おいて」

営業A「はい、分かりました」

所長「分かりましたではなく、承知しま

  した、だろ?」

営業A「はい、承知しました」

 

所長「今月の他の契約予定は?」

営業A「まだ決まっていません」

所長「ああそう。早く決めるように頑張

  って」

営業A「はい、承知しました」

 

この後、来月の契約予定、3ヶ月内の契

約予定、6ヶ月内の契約予定、1年内の

契約予定、3年以内の契約予定までを、

一人ずつ各営業マンにヒアリングしてい

きます。

 

これを、営業所の全営業マン20人に。

 

会議が長くなる。

 

他に伝達事項や会議内研修、営業トピッ

クス(最近自分で経験した営業体験)、

日経新聞や不動産業界誌を読んで気付い

たことでの各自の発表等々。

 

面倒くさい奴だな。

 

嫌な会議だな。

 

これを読んでいると、そう感じる人が多

いんじゃないかと思います。

僕も初めは、そう思いました。

 

しかし、ここにフルコミ営業で生きてい

くためのエッセンスが、ギュッと詰まっ

ていたんです。

 

それは次のことでした。