yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

もっとシンプルに!(フロントギア⑤/⑦)

 ギアチェンジミスは命取りです。

 

レース中に上り坂で集団の速度が上がっ
たり、誰かがアタック(スパート)をした
ら、アッと言うまに置いていかれること
になります。

そう、実戦でこんなギアチェンジはしま
せん。
ちゃんと練習をしてシフトチェンジ数を

こなしているのならば、する必用がない

ことは、脚が理解できているはずです。

 

ということは、 42×13~17 は
要らない。
無駄なギアです。

 

すると12速といいながら実質は8速。

当時はできませんでしたが、今はリアが
10枚は設置できるので、チェーンライ
ンの狂いまで考えて9枚で抑えたとして
も、以前に比べると実践的にも十分な枚
数があります。

そうです、これだとフロントギアがアウ

ター1枚で足ります。

 

自転車はそのシンプルさから、機能美を

追求した機械だと思います。

 

たったフロントのインナーギア1枚でも

無駄なものは一切排除したい。

 

もちろん街道トレーニングのときの、ベ

ルやライト・反射鏡など法令に基づくも

のは必要ですが、それ以外は一切要りま

せん。

 

走り以外に必要なものは、距離や速度な

んかを表示するサイクルコンピューター

だけです。

 

何もないのが一番いい。

 

僕は最後はピスト以外は乗りませんでし

た。

最もシンプルで、最高の機能美。

これに比べたら、ロードレーサーはごち

ゃごちゃしていて美観が劣っているよう

に感じてしまいましたし、反応が遅いう

えに力の伝わりかたでロスが多い。

 

街道トレーニング、ヒルクライム、ポタ

リング、サイクリングそして2~3泊ぐ

らいのツーリングもピストレーサーで行

っていました。

ステムは前下がりの、思いっきり低いポ

ジションのままです。

スプリントやキロメーターのポジション

設定のまま走っていました。

シングルギアなので、そのたびに最適な

ギアを選んでです。

 

フロントは、48T一枚しか持っていなか

ったため、リアを替えています。

基本は 48×14。

 

ツーリングのときは、リアを15か16

にして。

ヒルクライムはその難易度によって、

16~18の中から1枚を選んで上って

いました。

富士山スバルラインぐらいだったら、何

とかなりそうです。

 

当時の僕の競技者といての実力は、速く

も遅くもないレベルでした。

 

ロードレーサで、ほぼ無風状態のフラッ

トなコースの一人での自力走行時間は、

100kmを3時間弱です。

だいたい2時間45分~50分です。

 

ピストレーサーでは、

キロメーター 1分15秒台

200mハロン 11秒3 がベスト。

 

小さな大会で優勝することはあっても、

大きな大会では入賞しかできない。

 

 

でもここで分かったことは、どういう

自転車とギアを選択したらいいかの答

えでした。