yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

売りチラシや現地販売はやらない(フルコミ営業の目標の持ち方⑰/㉚)

弁護士事務所と税理士事務所の新規開拓

を王道の営業だと言いました。

でも、査定や売却物件募集のチラシ投函

と現地販売会は王道の営業ではないので

しょうか。

 

正社員であってもフルコミの業務委託で

あっても、所属先があればそれは不動産

営業の「王道」だと思いますし、やった

ほうが絶対にいいと思います。

契約が無い時には、自分に対しても会社

に対してもやったアピールができるから

です。

自己満足感もあります。

 

だけど、本当の意味での持続性が無いん

です。

なぜなら「求む、売却物件」では、配布

したときだけ、それっきりです。

見てもらえないと終わりです。

偶然を拾うのも営業の基本ですが、なに

しろ効率が悪い。

今なら、無料査定なんかは、ネットでい

くらでもあります。

ネットを使えない層の反響はあるかもし

れませんが、確率が低くやはり効率が悪

いんです。

 

また、現地売り出しも、その売り出しの

時だけのお客さんです。

中古マンションの現地内覧会や、業者さ

んがミニ開発した数宅地や建売住宅。

その来場客は、ほとんどがその物件あた

り(場所や価格)を条件としている。

もちろん成約になることもありますが、

来場者が少なかったり、ともすれば 0

だったりなんてことは普通にあります。

 

特に最近のお客さんは、自分で見に行く

傾向が高いですし。

 

これも同じく、成約になることはもちろ

んありますが、効率が悪いので、そこに

自分の貴重な時間を割くのは、もったい

ないと思います。

 

僕の経験ですが、本当に決めの案内をす

るときには、案内前に条件を詰めて、し

かも本当の未公開情報を持って行きまし

た。

 

不動産業者さんがよくやっている「未公

開物件」なんてレベルのものではないも

のです。

何しろ一般法人や個人が所有していて、

売りに出してもいない物件です。

(これについては、また説明します)

 

その証拠に、そういった物件の案内には

次のものを持っていきました。

その物件のお客さんの名前が入った、

重要事項説明書と売買契約書。

事前に物件調査も終えています。

 

本当の未公開情報なので、他から買い付

けが入ることはありません。

競合する他社やお客さんもいません。

当然、誰にも負けることはありません。

 

そういった情報の取り方を考えて、実行

できれば、仲介は「勝ち」なんです。

 ただし、これは銀行系の不動産会社にい

たときの話です。

 

個人事業主になったときに、それに近づ

く作戦のひとつが、IT会社と業務委託契

約をした独自のネット広告発信でした。

 

これを考えたときに、まずこんなことを

引き受けてくれる広告会社があるのかが

課題でした。

 

 

でも割と苦労せずに見つかりました。