yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

競売、対応フロー「後編」(競売の真実⑧/⑩)

 

競売開始手続きがなされて執行官と不動

産鑑定士が来てから1ヶ月程度で、競売

の基本資料が出来上がります。

 

これをもとに不動産鑑定士が、売却基準

価格を決めていきます。

 

 

ここからは、弁護士さんへの相談がうま

く進まいで、自宅売却をしなければなら

なくなったときのことを書きます。

 

 

(自宅の売却依頼)

10ヶ月~ →競売専門の不動産業者が、

      どんどん訪問営業をかけて

      くる。

      DMの数は、30~50通。

      最多で、100通近くなる

      こともある。

 

12ヶ月~ →弁護士さんにお願いした個

      人再生がうまく進まなかっ

      たり、親族・知人等から援

      助やローンの肩代わりが出

      来なかった場合。

              ↓

      不動産会社の営業がキツク

      くなってくる。大変だけれ                             

      ども、 1社ずつ断る。

      または、1社に売却の依頼

      (任意売却依頼)を行い、

      そこに保証会社への連絡も

      お願いする。

 

13ヶ月~ →任意売却が進めば自宅を売

      売して、競売の入札前に自

      宅を引き渡し引っ越す。

      残ったローンがあった場合

      は、その支払い方について

      保証会社と条件を詰める。

 

      任意売却が進まなかったと

      きは、競売の入札資料が公

      開れて、裁判所だけではな

      くネットでも公開されて、

      あなたの自宅の場所・地図

                       ・ヒアリング内容・写真等

      が、誰でも見られるように

      なっててしまう。 

 

14ヶ月~ →競売による入札が行われ

      て落札者が決まる。

      (このときグレーな対応方

      法がありますが、ここでは           

      割愛します)

      立ち退きがされていない場

      合は、落札者から立ち退き

      求められる。

      立ち退かなければ、立ち退

      きの強制執行が行われる。

 

 

ここまでいってしまうと、すべて終わっ

てしまいます。

 

たくさんの方が、自宅を売却したにも関

わらず、住宅ローンの一部が残ったまま

になるので、自宅を失いながら借金だけ

が残ります。

また、前にも書きましたが、知識の無い

不動産会社の営業マンは「任意売却をし

たり競売になれば、住宅ローンが無くな

る」という間違った説明をします。

 

これにより、本来は残債が少なくなるチ

ャンスがあったのに、その機会まで失っ

てしまいます。

 

保証会社と、ちゃんとした交渉のやり方

があるんです。

 

今まで150社ぐらいの競売専門の不動

産会社の営業マンと話ましたが、同じレ

ベルの話ができたのは、たった4人だけ

でした。

 

 

競売専門の不動産会社と言いながら、そ

の実態や中身は、疑問を持たれるような

ものも多いのです。