yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

男はトイレで手を洗わない・前編

 

新型コロナウイルスの感染者が、昨日は

東京で過去最大の 3177人、神奈川で

は 1051人になりました。

このままでは、まだまだ増えてしまいそ

うです。

 

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に

慣れてしまったとか言われますが、確か

に人出が多い。

お酒を出す店も増えています。

 

そんな中、手洗いとマスクは基本だと思

いますが、本当のところどれぐらい守ら

れているんでしょうか。

 

データみたいなものが示されたことはな

いですし、外国と違いみんなマスクをし

ているし、手もちゃんと洗っている人が

多いような気がする。

 

僕の仕事のひとつに、鉄道のセキュリテ

ィ業務があります。

前にも書いたように、これも本業の不動

産に関連した部分があるので、受託業務

としているわけですが、そこで気づいた

ことがありました。

 

この業務では、改札前立哨、駅の構内巡

回、電車内点検、お客様対応等を行って

います。

去年からちょっと大変になったのは、回

送電車の窓閉め。

コロナのために電車の窓が開けられてい

ますが、当然それを閉める人がいる。

 

それは僕たちなんです。

 

15輌編成では、全部で70枚の開閉式

の窓があります(開かない窓もある)。

車内点検は二人で行いますが、全部の窓

が開いていると一人で35枚も閉めなけ

ればいけない。

それを勤務時間内で、最大8列車。

つまり最大、560枚です。

これだけで、かなり疲れる。

 

新しい車両であれば窓も締めやすいので

すが、古い車両は窓が固い。

一度最大限まで下げて、勢いで上まで上

げて締めるのはまだしも、すごくに固く

て一人では閉められないものもある。

本当にまれなのですが、二人で締めるこ

ともあるぐらい固いものがあります。

五十肩には、けっこうつらいものです。

 

さて、手洗いとマスクですが、改札前の

立哨中に気になって、まずはマスクの装

着率を調べてみました。

 

最初は昨年の4月下旬です。

時間は20時から22時の間で、電車が

到着して人の流れが増えたとき。

 

神奈川県のある駅で、100人が改札を

通過したときを一つのグループとして、

5回。

つまり1日で500人当たりのマスク装

着率がどれぐらいあるのかです。

 

場所はふたつの駅。

一つ目は、一日の利用者(入場者)が

約10万人の駅。

二つ目は、一日の利用者(入場者)が

約2万人の駅。

 

それぞれを各2回。

500人 × 2駅 × 2回 = 2000人

 

2000人が通過したときに、どれだけ

のマスク装着率があるかです。

 

 

すると意外なことが分かりました。