yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

泥酔客は置いてくる(無くしたスマホ③/⑤)

 

前にも書いたように、泥酔して歩けなく

なっている人は山ほどいます。

 

ただ、ここ1年はコロナのせいで、かな

り少なくなっていたのですが、連日のニ

ュースのように、また感染者が爆発的

に増えてきている。

 

すると当然、またまた出ました泥酔客。

 

ピーク時に比べると、まだ少ないのが救

いですが、起きなかったり、からんでき

たり、とめどもなく吐いていたり。

 

駅のホームでのおしっこはまだしも、大

きいのをしている50歳代の男性サラリ

ーマンがいて、本人もこっちもビックリ

です。

 

一番驚いたのが、まだ21時台の人が多

い時間帯のこと。

ホーム巡回をしていると、到着した電車

から20歳代の女性が降りてきました。

 

女性が「一番近いトイレはどこです

か?」と聞くので「このエレベーターに

乗って、降りたところの先20mぐらい

です」と答えると、

「だめっ!もう間に合わない。いまここ

でします!」と宣言。

「やめてくだ・・・」

 

言い終わる前にしてしまいました。

 

そしてそこへ次の電車が到着。

その行為の所に、たくさんの乗客が降り

てきて・・・。

 

悲鳴が響きました・・・。

 

 

そしてお決まりの終電近くの時間帯。

いましたいました数十人。

何回も声掛けをして2/3を追い出した

あとの、10人ちょっとが全く起きませ

ん。

死んだように寝ています。

 

経験して分かったのですが、本当に疲れ

て酔って寝てしまうと、ほとんどの人が

2時間ぐらいたたないと意識が戻らない

みたいです。

 

こうなると、女性や男性の体重が軽い人

は、肩を貸して改札外へ連れ出します。

大柄だったり体重のある人は、車イスに

乗せて改札外へ。

 

警察に保護の連絡をしても、酔っている

だけだとなかなか来てくれない。

救急車も、急性アルコール中毒なんかの

疑いがないと来てくれません。

 

僕たちはそのお客さんを、外の通路に

座らせる。

持っていた荷物を抱えさせて。

 

そして、

「しばらく休んで、酔いがさめたら自分

で帰ってください」と伝えます。

 

すると不思議なことに、さっきまで返事

もできなかったりしていたのが、うんう

んと頷いたり、「分かった」と返事をし

てきたり、「うるせー、あっちへ行け」

と怒鳴ってきたりする。

 

これはチャンス!

本人の了承が得られたので、その場を離

れることができます。

 

 

でも何度も、こんなことがありました。