yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

日本の選手は進化している(オリパラが終わりました③/⑩)

 

オリンピックの自転車日本代表選手は、

男子7人、女子9人です。

 

ごめんなさい。

BMXとマウンテンバイクは、まったく

見てないので、書いていくことができま

せん。

ロードとトラックだけです。

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お台場「夢の大橋」の聖火台

 

女子のロードレースは、与那嶺恵理選手

と金子広美選手。

 

与那嶺選手は、2016年から全日本選

手権ロードレースを4連覇、リオオリン

ピックにも出場している、日本のトップ

ロ-ドレーサー。

金子選手は、2018年と19年の全日

本選手権ロードレース2位の優秀な選手

です。

 

 

結果は、オーストリアの数学者であるア

ナ・キーゼンホファーが最後まで逃げて

優勝しました。

 

オリンピックでは、他の大会と違って無

線が使えません。

つまり、指示がこないので、自分たちで

レースを判断していくしかない。

 

そのため、一度逃げを打った集団を完全

に吸収したと思いこみ、絶対有利と思わ

れた世界最強チームのオランダが、これ

に気がつかないというハプニング。

 

チームプレーで第二集団(オランダはト

ップ集団と思い込んでいる)を完全にコ

トロールして最後まで走りぬき、そこ

で初めて優勝ではないとことが分かると

いった、まさかの展開。

 

これが他の大会のように無線が使えてい

れば、逃げている選手が分かるので、こ

んなことは絶対に起こりません。

だけどこれがオリンピック。

こういったところが他にはない、面白さ

なんだと思います。

 

ちょっとクラッシックな大会を見ている

みたいでハラハラしました。

 

また男子のコースと違い、約100km

短く、三国峠などの大きな勾配がなくて

最後に見せ場をもってくるようなコース

設定だったため、逃げやすかったんだと

思います。

 

日本の選手は集団から抜け出せず、

与那嶺選手が、21位。

金子選手が、43位。

それでも速い展開の中、きちんと完走し

ました。

それもそんなに悪い順位じゃない。

 

今回は、無線が無かったために逃げが決

まりました。

しかし、ハプニングが無ければ、ある程

度で、スピードを上げてきた集団に吸収

されてしまうパターンです。

 

普通は、わりと団子になってゴールする

ようなコース。

実際にセカンド集団は、そうでした。

 

すると2位から最後の選手まで、そんな

に大きな差はありません。

日本の選手は、全体から見たらトップと

そんなに差がなかったはずです。

 

 

以前は出場さえできなかったロード。

日本の選手は進化している。

頑張ってくれました。