yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

終電に間に合うかも!(電車の発着は5秒単位②/②)

 

自然の影響によるものは仕方がないとし

て、遅延の原因で一番多いのは人による

ものです・・・・・・・予想通り。

 

人身事故、電車と接触、車内トラブル、

お客さん救護、荷物挟まり、駆け込み乗

車、ホームからの転落、踏切安全確認、

線路内立入りや沿線火災などなど。

 

細かく説明すると、それだけで数記事に

なってしまうので省きますが、こんな感

じで鉄道会社に責任がない理由で遅れる

確率は、実は90%以上。

これは、国土交通省の分析です。

 

更に、民間会社の分析だと、95%を超

えています。

電車遅延は、ほぼほぼ外部要因。

 

でも信号トラブルや車両点検、故障なん

かの運行側に責任があるものが発生する

と、復旧まで時間がかかってしまう。

多分、このあたりのイメージがあって、

「まったく、鉄道会社は何やってんだ、

ちゃんとしろ!」になってしまうんだと

思います。

 

 

ここでは、あまり知られていない、逆パ

ターンも困る!を書いてみます。

それは、電車があまりにも正確に運行さ

れすぎるからです。

 

ある駅の最終電車

これが最終電車でなければ問題がないん

ですが、残念ながら最終電車です。

 

始発駅はその駅の三つ手前。時間調整で

この駅には早く到着する。約2分も。

すると発車時間が、すごく正確になって

しまいます。

 

その電車の発車時間が、23時55分だ

とします(時刻表では)。

でも正確には、23時55分00秒。

 

お客さんの感覚としては、55分に発車

ベルが鳴ってから出発する感じなんだと

思います。

だけど本当に正確に出発するので発車の

ベルは、54分25秒に鳴ります。

54分45秒まで。

 

54分50秒に車掌さんが安全確認。

54分53秒にドアが閉まり始める。

54分56秒にドア閉鎖完了。

ちょうど55分00秒に発車します。

 

つまり、時刻表通り23時55分にホー

ムに着いたら乗れません。終電なのに。

知らないと残念なことになります。

 

最後に、最終電車にギリギリ間に合わな

そうなときは、電車の一番後部車両に近

い階段を降りましょう。

急いで階段を下りてくる足が見えると、

最後部の車両に乗っている車掌さんは、

大体が待ってくれます。

終電車、駅員さんはお客さんを乗せた

いんです。

 

これが、乗ろうと急いでいなかったり、

車掌さんから見えない位置の階段を降り

たりすると、待てません。

 

 

ほんのわずかの差ですが、これで今日は

終電で家に帰れる可能性があります。