yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

ルールも進化している(オリパラが終わりました⑧/⑩)

 

スプリントでは、ハロンタイム(独走

・最後の200mタイム)で 0.2秒

差があると勝てないと書きましたが、な

ぜ現役であり日本記録を持っている脇本

選手よりも中野浩一氏のほうが強いと思

われるのでしょうか。

 

それはおそらくスタート時のスピードの

違い、他のトップ選手より3倍速いと言

われたダッシュ力にあると思います。

本当に3倍速いかは分かりませんが、そ

う感じさせてしまうほどのダッシュ力が

ありました。

また、並ぶと強い。負けない。

他の選手と並走したときの強さは、群を

抜いていました。

その辺りがタイムではない、違うものを

思わせてくれたのだと考えます。

 

また、当時とは自転車が違います。

カーボンフレームではなくクロモリ鋼を

添加した金属フレーム。

重さも強度も形状も違います。

フロントギアに軽量化の穴がなく、クラ

ンクの形もぜんぜん違う。

 

そして一番の違いはホイール。

当時は36本の断面が丸いスポークでア

ルミ製のプレーンなリムです。前後とも。

風を巻き込み、空力的に非常に不利。

今はカーボン製のホイール。

前輪は3本のバトンホイール。後輪はカ

ーボンのディスクホイール。

これだけでハロンタイムが、0.5秒以

上違います。

自転車だけでも1秒近く縮まるかもしれ

ない。そのまま比べられないんです。

 

このあたりだけで数十記事になりそうな

ので、今はここまでです。

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関係者専用バスのバス停

 

なかなか結果が出なかった自転車競技

すが、最後の最後に良いニュースが入っ

てきました。

トラックレースの女子オムニアムで梶原

悠未選手が、銀メダルを獲得しました。

 

先に書いたように、オムニアムは中距離

から長距離までの、ゲーム性が強い種目

を1日で4つ行うレースです。

以前は2日で6種目を行っていました。

 

現在のスポーツは、見る側により面白い

と思われるように、ルールややり方が変

わってきています。

特にオリンピックでは、開催期間が決ま

っているうえ多種目なので、その傾向が

とても強い。

野球とソフトボールタイブレーク方式

や、めまぐるしく変わるバスケットボー

ルとバスケットボール。本来は非常に時

間がかかるはずなのに、その面白さから

オリンピックに採用されたもののオリン

ピックディスタンスで行われてるトライ

アスロン。

(スタンダードディスタンスは、スイム

3.8km、バイク180km、そしてラン

は、フルの42.195km)

(オリンピックディスタンスは、スイム

1.5km、バイク40km、そしてランは

10km)

 

 

各種目のルールも進化しています。