yururi-furu’s blog

ゆるりと続けるフルコミ営業

-3°C、上高地が眠る前の奇跡 ②/⑥

 

3時30分に諏訪湖サービスエリアを出

発し、山道やトンネルをいくつも越えて

夜間閉鎖されている上高地の入口へ到着

したのは 4時56分。でもちょうどゲー

トが開き、すぐ進むことができました。

 

今回のツアーの 1週間前には、四季の旅

さんから出発確認メールが来ました。そ

して 3日前には現地の情報がメールで送

られてきました。

それによると、当日の気温はマイナスに

なる可能性があること。朝 5時に大正池

に着いても真っ暗なので、ヘッドライト

が必要なこと。日の出は 6時10分なの

で、ハイキングまで 1時間程度現地で待

たないといけないことなんかでした。

 

僕はお天気のアプリを、スマホに 3つ入

れています。「〇〇の 14日間天気」。

「〇〇 10日間天気」。「〇〇の天気/

てんきとくらす」。

3つ入れている理由は、全部の予報が微

妙に違うから。最も違うときは、一つが

「晴れ」でもう一つは「雨」だったりし

ます。それを自分なりに分析して出発日

を決めたりする。

今回はツアーで日にちが決まっているた

めお天気アプリを確認しても仕方がなか

ったのですが、やはり気になって毎日見

てしまう。ただツアー日が近づいてくる

と全部のアプリが快晴を示すようになり

ました。それは良かったのですが、 2つ

のアプリの最低気温が 0°C。1つのアプ

リはなんと、ー4°Cでした。

 

5時6分にまだ闇の中の大正池前にバスが

到着。40人ほど乗っていたツアー客のう

ち 5人がここで降車しました。降りなかっ

た他のお客さんはほとんどが女性。やはり

真っ暗な中に降りるのは心配なようで、次

の停車地の「上高地バスターミナル」を選

んでいました。


f:id:yururi-furu:20241121151640j:image

f:id:yururi-furu:20241121151704j:image

①バスを降りて自撮り  ②大正池のトイレ

 

ヘッドライトを装着してバスを降りる。バ

スが出発した後は、ライトが照らすところ

以外は何も見えない状況。少し先にある公

衆トイレの灯りだけです。

 

寒い。トイレに向かう階段を降りると足元

が滑る。気になってそこをライトで照らす

と、表面が薄く凍っていた。

スマホのお天気アプリは、すべてが ー3°C

を示していました。