先生から言われるように、兄弟への白血
球検査のお願いと、骨髄バンクへの登録
をすることになりました。
骨髄バンクへの登録は、この場で口頭。
しかし妻は入院していて外出できない。
ということは、妻の兄弟への白血球検査
や提供のお願いは、僕がやらなければな
らない。妻の兄弟は人柄がよく、付き合
いもあります。でも、こんな大事なお願
いを、妻がいないときに僕が一人でする
というのは、なんか緊張してしまう。
自分の妹・姉なので、承諾してくれると
思いますが、かなり大事なことなので、
言い方に気をつけて分かりやすいように
説明しなければならないんです。
先生のお話しのあとは、コーディネータ
ーさんからの説明がありました。
Wさんという、この病院の女性看護師さ
んです。移植コーディネーターの資格を
持っていて、妻を担当するとのこと。
先生からの説明のときは、
「目で見る(図解)造血幹細胞移植」と
いうカラーの冊子を見ながらの説明でし
た。医療関係者用のカウンセリングブッ
クだそうで、図が多くて短く簡潔な文章
が、すごく分かりやすかった。
そして W看護師さんからの、移植の具体
的な話し。
こちらは、病院で作ったようなプリント
を使いました。
・移植を検討されている患者様とご家族
の方へ
・造血幹細胞の提供者候補となられた方
へ
・移植を受けるための費用(2種類)
・医療費の助成について
先ほどの図解ほどではありませんが、こ
っちも見やすい。
骨髄バンクに登録してからドナーさんが
見つかるまでは、平均3~6ヶ月かかる
そうです。それでもだいたい5ヶ月弱で
見つかることが多いみたい。
僕も調べて知っていましたが、調べる前
は、もしかしたら何年も待たされるんじ
ゃないかと思っていた。
だって20~30年前はそうだった。移
植が間に合わずに亡くなった方の話しを
何回も聞いたことがある。
W看護師さんは、
「骨髄採取の時間は、朝9時から12前
ぐらいまで」
「100回注射して、骨髄を1リットル
採取します」
(マ、マジか・・・! 量多くない?)