骨髄移植は、白血球のタイプが6個合わ
ないとできません。
このときに血液型は関係ない。なぜなら
を造る細胞を壊してしまうから。そう、
血液を造れなくしてしまいます。
これはキツイ。
そして必ずではないんですが、この移植
を受けたあとに血液型が変わることもあ
ります。新しい骨髄によって、ドナーさ
んがもっていた血液型になる。
ちょっと驚き!
でも、だからといって、性格が変わるこ
とはないそうです。血液型が変わっても
同じ性格。すると血液型占いってなんな
んだろうと思ってしまう・・・・・。
担当の H先生からは「骨髄バンク」への
登録と、妻の兄弟への協力を勧められま
した。
直前に調べて知ったのが、親族の白血球
が合う確率。なんとなく親子だと同じな
んじゃないかと思っていたんですが、前
回書いたように 1%しかありません。
親族の中で一番確率が高いのが、兄弟。
1/4の確率で一致します。
でも妻のように兄弟が二人いても、その
合計の確率は、約43%です。50%に
はならない。これは思ったより厳しい。
逆に意外だったのが、骨髄バンクさんの
登録者数です。
白血病の患者さんで、骨髄移植を待って
いる方の数は、だいたい2300人。こ
れは、+ー10%ぐらいの幅があります
が、ほとんど一定しています。
それに対して骨髄バンクさんへ登録され
ている方の数は、約47万人!
50万人を超えることすらあります。登
録できる年齢の上限は55歳なのに、こ
の数の多さ。
献血すらしたことがない僕にとっては、
信じられない数字です。
でもここで、妻の性格が出てしまいまし
た。兄弟には頼みたくないとのこと。そ
れは、移植のときに何かあったら申し訳
ない。
そして万が一、自分の後に兄弟が白血病
になったら、お互いに骨髄を提供できな
くなると思ったということです。
自分だけ助かるのは嫌だと言って、また
泣き出してしまった。
でも先生が、
「大丈夫。骨髄提供は、一生に二回まで
できます」
「安心して調べましょう」